平成２１年　７月　７日　施設訪問の模様

	１０：３０　〜 パールヴィラ新井薬師　（有料老人ホーム、デイサービス） 内容 １．ダンス ２．歌とダンス ３．歌 ４．体操 ５．デュエットダンス 人数：４０名位　　　年齢層：６０歳代〜９０歳代 反応 こちらの施設には私達を応援してくださっている職員の方と利用者の方がいらっしゃり、到着からとても温かな歓迎を受けました。ショーの会場は充分な広さではありませんでしたが、利用者様に衣装の裾が当たったり見にくくなったりしないようにそれぞれが配慮をしながら進行を努めました。会場から溢れる程の利用者の方と職員の方がご覧になっており、盛大な拍手や掛け声、手拍子を頂きました。お元気な利用者の方が多く、「浜辺の歌」では大きな声で歌ったり、団扇を使った振りをしっかり追いかけて踊ったりしていらっしゃいました。最後に利用者の方と握手をする際に感想を伺うと「夢の世界にいるみたい」「また来てくださいね」と仰ってくださいました。また、身体の自由がきかず表現が難しい利用者様の手に触れて声を掛けましたら、「嬉しそうにしていますよ」と職員の方が教えてくださいました。 感想 ショー終了後に、冷たいお茶とお菓子をご用意してくださり、とても美味しく頂いた旨を伝えますと、おみやげにもして頂けました。職員の方々の温かい対応がとても印象的でした。私達の活動は利用者の方に楽しんで頂くことはもちろんですが、職員の方にも満足して頂けるかによって、再び訪問に伺えるか、また財団の支援に繋がるかどうか変わってくると思います。ですから、このように呼んで頂き応援もして頂けるということは、喜んで頂けている証拠であると思うと同時にますます精進していかなければと思いました。
	１４：００　〜 アリア哲学堂　（有料老人ホーム） 内容 １．ダンス ２．歌とダンス ３．歌 ４．体操 ５．デュエットダンス 人数：３５名位　　年齢層：７０歳代〜９０歳代 反応 他の施設からご紹介を受けて初めて訪問した施設でした。２階まで吹き抜けとなっていて、天井までの無数のガラス窓から柔らかな光の差し込む開放的なスペースをショーの会場に提供してくださいました。普段はガラス窓を背面にして催しを行っているとのことでしたが、逆光となり利用者様には眩しいかもしれませんので、方向を変えてショーを行いたい旨を伝えますと、施設の職員の方は快く対応してくださいました。利用者の方々は、私達のショーのような催しをご覧になるのが初めてな為か、最初は何が始まるのか伺っている様子が見られましたが、ショーが進むにつれ一緒に歌を口ずさんだり笑顔になっていく方が増えていき、最後に感想を伺うと口々に「楽しかった」「また来て欲しい」と仰ってくださり、ショーを楽しんで頂けたのが伝わってきました。 感想 天井が高いためかなり音が響く会場でした。そのため、私が担当しているショー導入部分のご挨拶ではゆっくりはっきりと話すことを心掛けました。訪問する施設によって会場の広さや造りが違うためショーの前にマイクや音響のチェックを行って音の大きさを決めるのですが、利用者の方々が会場に入られると音の聞こえ方が変わってしまい、大抵は少し大きめに調整することになります。利用者の方の状態（耳の不自由な方がいるか否かなど）も考慮しなければなりませんし、客席側と後ろの楽屋で聞いているのもまた聞こえ方が違うので､出演している自分達が音に敏感でいる必要があると感じました。

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