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活動内容

平成22年 2月 7日 施設訪問の模様


 
10:30 〜
江古田の森 (特別養護老人ホーム)

内容
1.ダンス
2.歌とダンス
3.歌
4.体操
5.デュエットダンス

人数:30名位   年齢層:70歳代〜100歳代

反応
今回訪問した施設は、介護人材についてNHKで特集が組まれたことのある総合保険福祉施設として注目されている施設でした。開設されて間もない大変綺麗な施設で、広々としたコミュニティーホールを会場として提供して頂きました。利用者の方の年齢層が高く半数が車椅子を使用されており、伊豆にぐったりと寄りかかられて開演を待っていらっしゃる方を多く見受けられました。ショーを見ていることが困難な方が多いと危惧しておりましたが、ショーが始まりますと先程までの様子が一転致しました。私達のダンスに合わせて手を動かし、演者に話し掛け、大きな声で笑い声を挙げられ、思い思いにショーの時間を楽しまれていました。終演の挨拶では、何人もの方が何度も「必ずまた来て欲しい」と立ち上がり掛け声を掛けてくださいました。

感想
過去、多くの施設を訪問させて頂きましたが、介護の人材不足が大変問題になっているようです。私達が訪問した大半の施設で、「ショー披露のための準備に人材を確保できない。利用者を会場に集めるのも大変。」と、最初は断られてしまいます。これは、有料老人ホームでも同じです。そのような施設では、ショーの間に職員の方が誰もいないという状況になる時もあります。ですので、質の良いレクリエーションも行われていません。私達は、その「大きな穴」を埋めるべく存在になるよう努めていくことが、何よりも大切なことだと思います。
 
   
   
   
 
14:00 〜
レストヴィラ中村橋 (有料老人ホーム)

内容
1.ダンス
2.歌とダンス
3.歌
4.体操
5.デュエットダンス

人数:40名位  年齢層:70歳代〜90歳代

反応
ホテルのようなロビーやレストランスペースを設けている、開設して間もない施設でした。会場へ荷物を運び準備をしていますと、職員の方々から笑顔で挨拶をされ、施設全体が大変気持ちの良い雰囲気に溢れていました。開演1時間前に館内放送でショーの告知をしてくださり、それを聞いた利用者の方々が早々と会場を覗きに来られ、ショーの準備をしている私達を珍しそうに見ていらっしゃいました。ショーが始まりますと、ご家族の方と一緒に見ておられる利用者の方が幾人もいらっしゃり、大変穏やかな表情をされ楽しんでいらっしゃるようでした。職員の方も10名以上の方が見ていらっしゃり、特に若い男性職員の方が、本格的なショー構成に驚いた様子の反応をされていました。

感想
開設されたばかりということで、入居されて間もない年齢層の高い利用者の方が多く、私達のようなショーイベントは初めてという方ばかりのようでした。終演後に、職員の方から「施設内に友人がいらっしゃらず、自宅に帰りたいという利用者が多い。だからイベントは貴重。」というお言葉を聴き、私達の活動は、既に始まっている高齢化社会への心の架け橋ともなるべき非常に大切な意義を持っていると感じました。頑なになってしまった利用者の方の心をほぐす方法を探ることも念頭に置き、日々精進したいと思います。
 
   
   
   

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