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活動内容

平成22年10月 5日 施設訪問の模様


 
10: 00 〜
まちや明生苑

【内容】
「三千世界」〜「東京の花売り娘」〜「百万本の薔薇」〜
「寸劇:ああ青春・望郷編」〜「ゲーム」〜「古城」〜
「新・黒田節」〜「フェニックス・フルスロットル」

【参加人数】50名位   【年齢層】60歳代〜90歳代

【反応1】
施設の玄関を入りますと、ちょうど女性の利用者の方と出会いました。その方は私達の舞台用にメイクアップした顔をご覧になりますと、目を見開かれて足早に職員の方の傍らにより、腕をつかんで「何があるの?」とお聞きになられていました。ショーの事を聞いたその方は、施設内のどちらかに行かれる途中であったと思われますが、その場所に留まり、荷物を抱えて玄関と会場の間を行き来する私達の姿をニコニコと目で追っていらっしゃいました。「楽しみにしていてくださいね。」そう伝えますと更に表情は明るくなり、頷きながら手を振ってくださいました。その方のお気持ちが驚きから期待へと変わっていく様子を感じ、より良いショーをお届けしようと気持ちを持った次第でした。

【反応2】
最初のダンスの演目「三千世界」で内掛けを着た役者が照明に照らされた舞台に出て参りますと、会場から感嘆の声が上がりました。演目のイメージとして龍神をイメージした男役が目の前でポーズを取りますと、利用者の方の中で手を合わせて拝むようなポーズでご覧になる方もいらっしゃいました。演目の楽しみ方は十人十色でいらっしゃいますが、私達の思い描いている厳かな世界観がその方に伝わり自然とそのようなポーズになられたのかと思いますと、大変嬉しく感じる瞬間でした。
 
   
   
     
 
14: 00 〜
シルバーシティ哲学堂

【内容】
「三千世界」〜「東京の花売り娘」〜「百万本の薔薇」〜
「寸劇:ああ青春・望郷編」〜「ゲーム」〜「古城」〜
「新・黒田節」〜「フェニックス・フルスロットル」

【参加人数】40名位   【年齢層】60歳代〜90歳代

【反応1】
開演前、楽屋にて準備をしておりますと、会場となるお部屋の外で開場を待たれている利用者の方々の声が聞こえて参りました。ショーを見られるということ、懐かしい歌を聞くことが出来るということ、様々な話題で次第に会話が盛り上がっていくその様子から、利用者の方々が私達のショーを楽しみに待っていてくださるという気持ちが伝わり、大変嬉しく思い、ショーに向けて改めてキャスト皆で気を引き締めました。

【反応2】
オープニングの「三千世界」の演目で、役者が美しい内掛けを纏って登場しますと、会場からは感嘆の声がこぼれ、会場の空気が一変したのを感じました。また、演目の間の内掛けから洋装への早着替えでは「おおっ」という驚きの声と共に拍手が起こり、ご覧になっている利用者の方々の気持ちは一気に高揚した様子でした。

【反応3】
「新黒田節」では、槍を持ち、雄々しく舞う男役の姿に男性も女性も目を奪われている様子でした。また、利用者の方のお一人が歌を口ずさみ始めますと、それに続くかのように何名かの方が最後まで歌を歌ってくださいました。「新黒田節」のような利用者の方々がよくご存知の歌にあわせた舞の際には、このように自然に演目に引き込まれて参加されるかのような利用者の方の姿に出会うことが多々あります。そのような時は役者と利用者の方々の歌への思いが一つになった素敵な瞬間だといつも感じます。
 
   
   
     

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