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00 〜 さくらの家
【内容】
「夜明けのスキャット」〜「椰子の実」「朧月夜」〜
お芝居「橋姫」〜「50年代ポップス」〜
フィナーレ「呼華アレンジよさこい」
【参加人数】30名位 【年齢層】60歳代〜90歳代
【反応1】
施設に到着致しますと、女性の利用者の方がちょうど玄関ロビーにいらっしゃり、私達のメイクが施された姿に「まぁ、女優さんが来たわ」と、感心されたご様子で手を差し出し握手を求めて来られました。次に男役がご挨拶をさせて頂くと「まぁまぁ、なんてイイ男でしょう」と更に驚きを強くされ、キャストの腕に抱きついて来られました。そして、近くにいらっしゃった職員の方に、「今日は凄い催し物があるのね。初めてだわ。楽しみ。」と、ご友人を誘いに向かわれました。大舞台でも通用するメイクは、一般の方でも驚かれるほどですが、やはりこのメイクがあってこそ煌びやかな衣装とバランスが取れ、何よりも視力が悪くなられてきた方にとって表情が分かりやすく、ステージ上のキャストと視線が合う楽しみが味わえるのだと思います。特にお芝居では、表情の豊かさが決め手となります。今回のお芝居に登場します「神様:橋姫様」は、愛嬌のある表情が大変好評で、歌のシーンでは利用者の方々は橋姫様と同じ表情(感情)で口ずさまれたり、歌舞伎の世界に見るお姫様の簪をつけた扮装で、日本人形的な姿の橋姫様の演技の一挙手一投足に「可愛いわね」などの反響を頂いております。更に喜んで頂けますよう、衣装や小道具は手作りながら本物に近い作りで、細部に至るまで工夫を重ねて行きたい所存でございます。
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