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00 〜 上井草ふれあいの家
【内容】
「夜明けのスキャット」〜「椰子の実」「朧月夜」〜
お芝居「橋姫」〜「50年代ポップス」〜
フィナーレ「呼華アレンジよさこい」
【参加人数】50名位 【年齢層】60歳代〜90歳代
【反応1】
音響のチェックをしている時に入室された男性の利用者の方が、最初キャストがお声をかけてもあまり表情が変わらず、寡黙なご様子で少し心配になりましたが、音合わせが50年代ポップスになり、その曲をお聴きになるうちに表情が穏やかになり「懐かしい曲が聴けて嬉しい。」と、私達が準備をしている間中、口ずさみながらショーが始まるのを待っていらっしゃいました。終演後にその方とお話を致しますと、「若い頃によくこの曲でダンスホールで踊ったんだよ。ツイストは得意だったんだ。」と腰を振って踊る仕草をされました。キャストも一緒にツイスト致しますと、一層大きな笑顔をなされ「自分が元気なうちに、またショーを見せて欲しい。」とのお言葉をくださいました。このように、最初お見受けした印象から、当時のことをイキイキと話されるご様子への変化に、音楽のもたらす大きな力の効果を感じずにはいられませんでした。
【反応2】
演目毎に掛け声や拍手など大きな反応を頂きましたが、中でも芝居では物語の起承転結に沿って、利用者の方々の様々な表情の変化を多く拝見することが出来、また劇中に登場するキャストの役名をしっかりと覚え、タイミング良く劇中役名で呼び掛けて来てくださいました。中でも人気がありましたのは、二人の男役の恋心を手玉に取る「お袖ちゃん」です。呆気らかんとした明るい演技に思わず笑い声を発せられる方が多く、彼女が登場するだけで手を叩いて喜ばれる方がいらっしゃった程でございました。
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