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１０時００分〜１２時００分
櫻乃苑
【内容】
「（日舞・新作振付）惜別の舞」〜「（歌）李香蘭・夜来香」〜
「（日舞・古典）藤娘」〜「（新舞踊）芸者ワルツ」「ああそれなのに」〜
「（歌）ＦＯＲ ＹＯＵ」「百万本の薔薇」〜お芝居「幼馴染み」〜
フィナーレ「（ダンス）きらめき」〜アンコール「（歌）東京ラプソディー」、
「（歌）蘇州夜曲」、「（歌）憧れのハワイ航路」、「悲しい酒」
【参加人数】４０名位 【年齢層】７０歳代〜１００歳代
【反応１】
施設に到着しますと、会場として使用する食堂にはまだ数名のご入居者様がお残りでした。ですので、ロビーにて終演後にプレゼントさせて頂くポスターにサインをするなどして待たせていただいておりますと、男性のご入居者様がお越しになりました。「字が綺麗」「目が大きいね」など笑顔でしきりにお褒め下さいますので、キャストも照れてしまったようでした。
【反応２】
会場の設営を開始しますと、まだ音調整の始まる前から、仲がよろしいご様子の女性のご入居者様三名と、先ほどの男性のご入居者様が「少し早く来すぎたかしら。」とおっしゃいながらお席につかれました。普段音響調整では、調整が終わると短いフレーズで止めてしまうのですが、皆様大きなお声でご一緒にお歌いくださいますので、ワンコーラスづつお届けいたしました。ショーは皆様の大きな拍手の中推移して行きました。お芝居ではご入居者様が米子役のキャストに「私の姉もよねこよ」と大きなお声で話しかけてくださり、会場が笑い声に包まれるという一幕もございました。
【反応３】
アンコールを利用しての握手タイムではご利用者の皆様が「昔を思い出したわ」「李香蘭さんが大好きだったの」などさまざまにキャストと会話をなさっていました。終演のごあいさつでは、ロビーにてお会いした前述の男性のご入居者様が立ち上がり、万歳三唱してくださいました。終演後、職員の方から「皆さん涙ぐみながら見ていました。その姿に私も涙が出てしまいました。」とおっしゃって下さり、そのご入居者様を思う優しいお心に一同胸が熱くなる思いでございました。
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