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10時00分〜11時15分 特別養護老人ホーム 加賀さくらの杜
【内容】
@「夢のプリンセスメドレー(シンデレラ・アラジンと魔法のランプ・美女と野獣)」〜A「(歌)黒い花びら、悲しい酒」〜B「情熱のラテンメドレー(CHACHACHA・MAMBO No.5・カチート・バイモスアバイラール・雨に咲く花・愛の賛歌・ベサメムーチョ・黄色いサクランボ・マシュケナダ・Maria)」〜C「体操コーナー」〜D「(日本舞踊)黒田節」〜E「(ダンス)BACH」〜アンコール「東京ラプソディ、青春サイクリング、憧れのハワイ航路、上を向いて歩こう」
【参加人数】80名位 【年齢層】70歳代〜90歳代
【反応1】
施設に到着致しますと、開場となる食堂にはご利用者の方が少人数お残りでいらっしゃいました。職員の方にお伺いすると、見守り(側を離れずにご様子を見つづけること)が必要な方なのだということで、お食事後もお部屋には戻られず食堂にいらっしゃる方々だそうで、そちらの方々を驚かせてしまわない様に準備をすすめる配慮を致しました。荷物を少しずつ搬入させていただいておりますと、ご婦人のご利用者の方が近くに寄っていらっしゃりキャストに「楽しみにしていました。一番前のお席で見たいのだけど、取っておいてくださるかしら?」と申し訳なさそうに頼まれましたので、もちろんですよとお引き受けさせていただきましたところ、席取りのためにお席に置くハンカチを預けてゆかれました。実に微笑ましい光景でした。
【反応2】
音響の調整が始まりますと、前述の見守りが必要な皆様がキャストの歌に合わせてお歌を口ずさまれたり、リズムに合わせて手拍子をされたりと、それぞれに反応してくださいました。音に誘われるように続々と皆様お集まりになられ、あっという間にお席がうまってゆきました。
【反応3】
こちらの施設様でも、最初の演目から盛り上がり、キャスト達も嬉しそうにアクティングをしておりました。歌の場面では、キャストの歌声にしっかりと耳を傾けるご入居者様と、ご一緒にお歌いになられるご入居者様と、思い思いにお楽しみになられていらっしゃいました。
【反応4】
アンコールの握手タイムでキャストが後方のお席のご利用者様のお近くに参りますと、車椅子をご利用の方も、身を乗り出される様にキャストに次々に握手を求めて下さるお姿が感動的でした。施設を後にする際には、一度お部屋に戻られ手作りのお花のコサージュ(新聞広告のチラシを土台にして色を塗り、ニスをかけたもの)をキャストの人数ぶんプレゼントしてくださりに戻ってきて下さるご婦人のご利用者様もいらっしゃり、その方はガラスドア越しに車が見えなくなるまで手を振ってくださいました。お名残を惜しみながらの退館になりました。
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