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10時00分〜11時15分 特別養護老人ホーム プレーゲ本埜
【内容】
@「(歌舞伎舞踊)助六」〜A「昭和歌謡メドレー(夜来香・シナの夜・蘇州夜曲・東京ラプソディ・一杯のコーヒーから・銀座カンカン娘・東京ブギウギ・憧れのハワイ航路)」〜B「(歌)悲しい酒」〜C「体操コーナー」〜D「(日本舞踊)黒田節」〜E「(ダンス)BACH」〜アンコール「上を向いて歩こう」
【参加人数】60名位 【年齢層】70歳代〜100歳代
【反応1】
施設に到着致しますと早速「歓迎呼華」の看板と、女性のご利用者の方数名がお出迎え下さいました。「少女時代に歌劇が大好きで、久しぶりに見られると職員さんに聞いたから、本当に楽しみにしていました。」とお話下さいました。午前中の開催でしたが、朝食は別の階やお部屋で召し上がられており、会場としてお借りする一階食堂は既に椅子が並べられており、準備を整えて下さっておりました。お会いする職員の方からも「みなさん本当に楽しみにしていらっしゃいます。」とお話くださり、一同更に気が引き締まる思いでございました。
【反応2】
音響調整も問題なく進み開場となりました。最前列は、お誕生日月のご入居者様と、ご長寿のご利用者の方に席が取られており、前の方のお席から埋まってゆきました。上手側最前列端から二番目の男性のご利用者の方は、施設で最年長の105歳でいらっしゃるとの事で、「今日は楽しませていただきます。」とお話下さいました。そのお元気なご様子に一同驚いた次第でございます。
お歌がお好きな方が多く、開演前に娘役2名が皆様とお歌を歌わせて頂くと合唱の様に皆様の歌声が会場に響いておりました。
【反応3】
その様な皆様でございましたので、ショーは盛り上がったまま推移してゆきました。キャストが登場するたびに大きな拍手が起こり、助六では上手側4列目端のご利用者の方から「団十郎!」とのお声もかかりました。李香蘭メドレーでは、下手側三列目花道横の女性のご利用者の方がしきりにハンカチで涙を拭われていらっしゃいました。とにかく皆様お歌がお好きなご様子で、昭和歌謡メドレーではマイクを使うキャストに負けない程皆様大きなお声でご一緒にお歌いくださいました。ショーは盛り上がったまま、瞬く間に終演を迎えました。
【反応4】
終演後の握手タイムでは、「知っている歌ばかりで本当に楽しかった。衣装も豪華で本当に久しぶりに楽しい時間でした。」「またお会いしたいわ。元気で待ってるわね。」とお声がけいただきました。
【反応5】
片付けをしていると、李香蘭メドレーで涙されていた下手側三列目花道横の女性のご利用者の方がいらっしゃり「私は昔満州にいたの。美人で自慢の姉がいたんだけど、若くして亡くなったの。今日はその姉が好きだった蘇州夜曲を聴けて、その時のことを沢山思い出したわ。本当にありがとう。お別れが寂しいわ。」とお話くださいました。施設を後にする際も、こちらのご利用者の方を含め数名のご利用の方が車が見えなくなるまで手を振ってお見送りくださり、一同感激の思いでございました。
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