財団法人健康普及会

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    活動内容

    平成30年 1月24日 施設訪問の模様


     
    14時00分〜15時00分
    杜の風 上原

    【内容】
     @「(歌舞伎舞踊)助六」〜A「昭和歌謡メドレー(夜来香・シナの夜・蘇州夜曲・東京ラプソディ・一杯のコーヒーから・銀座カンカン娘・東京ブギウギ・憧れのハワイ航路)」〜B「(歌)」川の流れのように〜C「情熱のラテンメドレー(CHACHACHA・MANBO NO.5・カチート・バイモスアバイラール・雨に咲く花・愛の讃歌・ベサメムーチョ・黄色いさくらんぼ・マシュケナダ・MARIA)」〜アンコール「上を向いて歩こう」

    【参加人数】70名位   【年齢層】30歳代〜100歳代

    【反応1】
     こちらの施設様は、呼華の事務所にとても近い場所にあり、また、こちらの施設様では地域の皆様と日頃より交流の機会を設けるためロビーを開放しているという事で、キャストが日頃お世話になっているご近所の方や商店の方にもお声がけをさせていただきました。ショーの開催には渋谷区民会の会にもご協力をいただきながら施設様と前以てお話しさせていただく機会を設けてくださるなど、開催に向けてたくさんの方にご協力頂きました。

    【反応2】
      施設到着時には、会場となりますエントランスロビーにて男性のご利用者の方数名がおくつろぎになっていらっしゃり、その方達のご誘導をお待ちしてから準備を進めさせていただきました。事前確認のお電話では、「30名様程くらいしかご覧になれないかもしれない。」との事でしたが、当日担当職員様より「皆様楽しみにされていて、50名様はいらっしゃるかもしれません。」とのお言葉を頂戴しました。また、100歳の方が2名もいらっしゃるとの事で、キャストでお祝いをさせていただく事をご相談させていただきました。開場の準備をしていると、音響調整中に早速ご利用者の方を前例のお席からご誘導くださり、開演30分前には殆どのお席が埋まってしまう程でした。最前列右端には宝塚歌劇が大好きだという車椅子にお座りのご婦人のご利用者の方がお二人仲良く並んでお席を取られ、まるで少女のような笑顔を浮かべられて開演までの時間を楽しんでいらっしゃいました。100歳の方はお二人共歩いてご来場くださり、最前列にお座りくださいました。そのうち下手側花道横のご婦人のご利用者の方は「私は昔民謡歌手をやっていて、明治座が出来た時からそこで歌っていたんだ。」とお話しくださいました。そのような皆様でしたので、開演前の娘役とのお歌のコーナーでは、そのご婦人のご利用者の方の良く通るお声はもちろん皆様のお声が合唱のように会場に響いておりました。ご利用者の方の他にも、会場には渋谷区民の会の皆様、地域の皆様もお集まりくださり、70名近い方にご来場頂いてのショースタートとなりました。

    【反応3】
      キャストの登場毎に「素敵!」とお声がかかり助六で全員のポーズが決まると「上手い!」とのお声もかかりました。皆様とにかくお歌がお好きで、李香蘭メドレーは李香蘭に扮したキャストが花道に入ってご利用者の方に近づかせていただく場面では、花道横の客席からは次々に握手を求めて手を差し出され、花道から遠いお席の車椅子の方も握手の手をたくさん伸ばしていただきましたのが大変感動をいただきました。続く昭和歌謡メドレーではお耳馴染みの深い曲も多く、会場は大合唱となり盛り上がったままショーは推移し瞬く間に終演を迎えました。

    【反応4】
     終演後、ご利用者の方からは「こんなに素晴らしいものがみられるとは思っていなかった。」「長生きしてよかった。」とお声がけくださり、またご家族様からも「夫は脳梗塞でこの施設にお世話になっているけれど、今日は久しぶりに本当に楽しそうにしていました。とても良い刺激になりました。」とお話くださいました。渋谷区民会の皆様からも、「渋谷区にこのように高齢者の皆様に喜んでいただける劇団があることをもっとアピールしていきたい。」とお話しいただくなど皆様よりさまざまにお喜びのお声を頂戴し、一同感激の思いで施設を後にいたしました。


     
       
       
         

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