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活動内容

平成30年 4月18日 施設訪問の模様


 
10時00分〜11時05分
特別養護老人ホーム モモ

【内容】
 @「(歌舞伎舞踊)助六」〜A「昭和歌謡メドレー(夜来香・シナの夜・蘇州夜曲・東京ラプソディ・一杯のコーヒーから・銀座カンカン娘・東京ブギウギ・憧れのハワイ航路)」〜B「(歌)」川の流れのように〜C「情熱のラテンメドレー(CHACHACHA・MANBO NO.5・カチート・バイモスアバイラール・雨に咲く花・愛の讃歌・ベサメムーチョ・黄色いさくらんぼ・マシュケナダ・MARIA)」〜アンコール「上を向いて歩こう」

【参加人数】50名位   【年齢層】70歳代〜90歳代

【反応1】
 施設に到着致しまして、職員の方にお手伝いいただきながら荷物を会場に搬入させていただきました。会場でお貸しいただいた食堂は、既にテーブルが移動されており、椅子も並べてくださっていましたが、ステージと楽屋の向きの関係で椅子を並び替えさせていただきました。

【反応2】
  音響調整から、ガラス越しの廊下では食堂の様子が気になるご利用者の方がたくさん集まっていらっしゃり、笑顔を浮かべながらこちらをご覧になっていました。開場になりますと、続々と皆様ご入場くださり、前の方からお席が埋まってゆきました。開演前の娘役のお歌では、通常の「りんごの歌」と「高原列車は行く」に加え、「月がとっても青いから」をご一緒に歌わせていただきましたが、大合唱になりました。既に歌いながら涙を流される方もいらっしゃり、熱気で会場の温度が上昇する中、開演致しました。

【反応3】
  「助六」の演目紹介では揚巻の紹介で拍手が起こり、禿の自己紹介でも笑いと拍手が起こりました。揚巻の登場、続く助六の登場では一際大きな拍手と、「すごいわぁ」とお声をあげてくださる方もいらっしゃいました。貴杏あずま扮する李香蘭の登場には、「李香蘭にそっくり」とのお声があちこちできこえ、三曲お届けしたメドレーのお歌も大合唱となりました。盛り上がったまま、昭和歌謡メドレーへと続き、後ろのお席のご利用者の方はお席から立たれたまま夢中で舞台をご覧になる方もいらっしゃいました。「愛の讃歌」の歌の途中では貴杏に握手を求めて最前列下手端から二人目のご婦人のご利用者の方が車椅子から落ちてしまうのではないかと心配する勢いで手を伸ばされましたので、貴杏が慌ててお答えさせて頂きますと、それをみた隣のご婦人のご利用者の方も、そのお隣の方もが「私も」「私も!」とまるで少女のような笑顔で握手を取り合っていらっしゃり、とても微笑ましい一幕もございました。

【反応4】
  ポスターをお配りする際のご案内では、大きな拍手が起こり、皆様が競う様に手を挙げてくださいました。お渡しに伺いますと、「すごく若返った気持ち!本当に素晴らしい一日」と力強くキャストの手を握ってくださるご婦人のご利用者様や、「ありがとう。本当に楽しかったです。元気をもらって、長生きできます」と仰ってくださる男性のご利用者の方もいらっしゃいました。

【反応5】
  施設を後にするさいには、お見送りに出てくださるご利用者の方が玄関に長いお時間立ったままお待ちになってくださいました。「本当に胸がいっぱいで言葉になりません。お名残惜しくて。お見送りさせてね」涙を拭われながらお見送りくださいました。

 
   
   
     
 
14時00分〜15時05分
ネクサスコート橋本

【内容】
 @「(歌舞伎舞踊)助六」〜A「昭和歌謡メドレー(夜来香・シナの夜・蘇州夜曲・東京ラプソディ・一杯のコーヒーから・銀座カンカン娘・東京ブギウギ・憧れのハワイ航路)」〜B「(歌)」川の流れのように〜C「情熱のラテンメドレー(CHACHACHA・MANBO NO.5・カチート・バイモスアバイラール・雨に咲く花・愛の讃歌・ベサメムーチョ・黄色いさくらんぼ・マシュケナダ・MARIA)」〜アンコール「上を向いて歩こう」

【参加人数】50名位   【年齢層】60歳代〜100歳代

【反応1】
  施設に到着しますと、施設運営会社の広告課社員の方がいらっしゃり、ご挨拶いただきました。職員の皆様が荷物運搬等もお手伝いくださり、スムーズに準備を始めることができました。音響調整も終わり、会場となりました。車椅子の方からご誘導頂いたのですが、キャストがご挨拶させて頂くと、「前の方で見たい。」と皆様ご希望くださるので、急遽椅子のお席を移動してご案内させていただきました。初めて訪問させて頂く施設様ですと、皆様「後ろの方が見やすい。」「恥ずかしい。」「途中で出やすい方が良い。」と後方を希望される事が多いため、開演前から嬉しい反応をいただきました。その後も、「私宝塚も松竹も大好きだったの。」「三浦屋ですって。花魁が出るのかしら。」と様々にお話されるお声が聞こえ、開演前から皆様のがご期待くださっているご様子が感じられ、非常に嬉しく感じられました。

【反応2】
 かむろ姿の娘役が登場すると、会場全体から大きな拍手が起こりました。上手側最前列端とそのお隣の車椅子のご利用者の方と、下手側最前列と二列目のご利用者の方は特にお喜びくださり、「可愛い!」「乙姫様みたい。」「赤がよく似合ってるわ。」と様々にお褒めくださいました。また、その後のお歌も皆様ご一緒にお歌い下さり、開演前から大変な盛り上がりでございました。

【反応3】
  そのような皆様でございましたので、ショーはスターティング演目から、大きな拍手をいただきました。下手側二列目花道横のご婦人のご利用者の方は開演前「花魁が出るかしら。」と仰っていた様に、歌舞伎がとてもお好きなご様子で、ポーズが決まるたびに一番に拍手をして下さり、皆様のリード役となっておりました。昭和歌謡メドレーでは、懐かしいお歌を皆様でご一緒にお歌い下さり、特に銀座カンカン娘は皆様の手拍子で応援いただき、大きな拍手が起こりました。川の流れの様にのお歌では、花道突き当りのご婦人のご利用者の方が貴杏に向かって手を伸ばし握手を求めて下さり、貴杏が伺うと涙を流されながら「大好きだったの。嬉しい。」と仰るなど、印象的な場面でございました。一転ラテンメドレーでは、後方の職員の皆様も手拍子で応援くださり、下手側最前列端の車椅子のご入居者様は、歌うキャストの手を取り踊り出されるなど、大変なお喜びのご様子で、瞬く間に終演となりました。

【反応4】
  終演後、102歳のご利用者の方から「素晴らしい劇をありがとうございました。」というお言葉とともに花束の贈呈をいただきました。運営会社の社員様からも、「この様に皆様にお喜び頂ける公演は、是非他の施設でもやっていただきたい。」と大変お褒めいただきました。皆様と再会を約し施設を後にいたしました。


 
   
   
     

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