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活動内容

平成24年 9月28日 施設訪問の模様


 
10: 00 〜
かしわ苑

【内容】
「夜明けのスキャット」〜「椰子の実」「朧月夜」〜
お芝居「橋姫」〜「50年代ポップス」〜
フィナーレ「呼華アレンジよさこい」

【参加人数】70名位   【年齢層】60歳代〜90歳代

【反応1】
私達が施設に到着しますと、既に職員の方々が会場を整えてくださり、荷物も手分けをして運んでくださったり、楽屋部分になると思われるスペースには衝立を既にセッティングしてくださった状態で出迎えてくださいました。また、機材のセッティングをしていますと、手伝えることはないかなど、常に声をかけてくださり、そのお気遣いを大変嬉しく思った次第でした。

【反応2】
今回の施設の利用者の方々は、私達に気さくに話し掛けてくださる方が多くいらっしゃいました。この気さくな方が多いということを活かして、芝居や一緒に体操を行う場面で離れた席の方にも問いかけを多くし、しっかりとコミュニケーションを取ることを図りました。お芝居では、各役者は相手役だけに語り芝居をするのではなく、利用者の方に話し掛け返答を頂いたり、体操の際には少しでも変化を認められた方には、更に楽しく身体を動かして頂けるよう動きを促したりと試みました。利用者の方からの参加を待つのではなく、このように私達から気持ちや意思を投げかけることによって、自然にショーへ参加が出来るよう、「参加型」というショーの形態をより良いものにしていきたいと思います。
 
   
   
     
 
14: 00 〜
特別養護老人ホーム 原町ホーム

【内容】
「夜明けのスキャット」〜「椰子の実」「朧月夜」〜
お芝居「橋姫」〜「50年代ポップス」〜
フィナーレ「呼華アレンジよさこい」

【参加人数】40名位   【年齢層】70歳代〜90歳代

【反応1】
認知症の進んでいる方が多く見受けられる施設でした。ショーには、約25分のお芝居が盛り込まれているため、台詞が理解し辛く楽しむことの難しい方がいらっしゃるのではないかと危惧致しましたが、芝居に盛り込まれている懐かしい歌が流れますと、声を発することは難しくても歌を歌っているように口を動かされる方や、役者が近くに参りますと「傍に来てくれて嬉しい。ありがとう。」と声を掛けてくださる方がいらっしゃいました。また、お袖という今どきの若い女の子を模した役柄の役者が、「お金と若さ、どっちがいいかしら。」という内容の台詞を言いますと、「お金!」と元気よく答えてくださる方がいらっしゃり、そのお答えに笑い声が巻き起こり会場が和む一場面もございました。ショー終了後に利用者の方々の元に伺いましたら、立ち上がって迎えてくださろうという方がいらっしゃったり、両手でしっかりと役者の腕を握り、一生懸命何かを伝えようとしてくださる方など、身体で感じたことを表現してくださるご様子に、大変感動した次第でした。
 
   
   
     

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