財団法人健康普及会

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    活動内容

    平成27年 12月23日 施設訪問の模様


     
    10時00分〜11時15分
    特別養護老人ホーム オリーブ

    【内容】
     @「映画音楽メドレー(踊り明かそう、さよならはダンスの後に、黒いオルフェ、ダイヤモンドは女の親友、ラヴィアンローズ、南太平洋バリハイ、シェルブールの雨傘、慕情、シングシングシング」〜
     A「(芝居)映画の撮影だよおっかさんB(日本舞踊)古城」〜
     E「(日本舞踊)連獅子」〜
     F「(ダンス)フェニックス火の鳥」
     〜アンコール「東京ラプソディー、上を向いて歩こう、憧れのハワイ航路」

    【参加人数】60名位   【年齢層】70歳代〜100歳代

    【反応1】
      施設に到着いたしますと、会場となる食堂には既に机が撤去され椅子が並べられておりました。施設様のご協力に感謝申し上げます。準備が進み音響調整に入りますと、「うるさい!もっと音を下げて。」と男性のご利用者の方が仰いました。普段の施設様の生活では馴染みのない音量ですので、皆様に非日常的なステージをお届けるすために何卒ご理解頂きたいとお話させて頂き、ご自室にお戻り頂きました。

    【反応2】
      開場いたしますと、当初スペースの関係でデイサービスご利用の方はご参加できないかもと伺っておりましたが、少しでも多くの方にご覧頂きたいと施設様が引戸や配膳台を移動して下さり、予定よりも多くの皆様にご来場いただきました。後列の花道横には、開演前にうるさいと仰った男性のご入居者の方もご来場下さり、安堵致した次第でございました。

    【反応3】
      ショーは皆様の拍手と手拍子の中推移していきました。下手側三列目でご利用者の方のお隣でご覧くださいましたご家族様が、キャストの動きに合わせて手踊りをされるご利用者の方のお喜びのご様子に終始涙されていたのが印象的でございました。お芝居では皆様から「頑張れ!」「後ろにいるわよ。」とキャストにお声がかかり、お芝居の世界に入ってお楽しみいただけた様子でございました。続く日本舞踊、連獅子では会場から割れんばかりの拍手と「日本一!」とのお声を頂戴いたしました。

    【反応4】
      終演後、前述のご家族様から「母は昔歌舞伎が好きで、良く連れて行ってもらったという思い出が蘇りました。キャストの皆さんが顔を寄せ、手を握ってくださって、母のあの様に生き生きとした様子を久しぶりに見て、プロの劇団というのはここが違うのだと本当に感激しました。」とお話くださいました。施設を後にする際、お見送りに来て下さったご利用者の方から「またの機会をお待ちして生きています。」「一生の思い出になりました。」とお言葉を頂戴し、車が見えなくなるまで手を振ってお見送りくださるお姿に目頭が熱くなる思いでございました。

     
       
       
         
     
    14時00分〜15時10分
    社会福祉法人大幸会 特別養護老人ホーム 彩幸の杜

    【内容】
     @「映画音楽メドレー(踊り明かそう、さよならはダンスの後に、黒いオルフェ、ダイヤモンドは女の親友、ラヴィアンローズ、南太平洋バリハイ、シェルブールの雨傘、慕情、シングシングシング」〜
     A「(芝居)映画の撮影だよおっかさんB(日本舞踊)古城」〜
     E「(日本舞踊)連獅子」〜
     F「(ダンス)フェニックス火の鳥」〜
     アンコール「東京ラプソディー、上を向いて歩こう、憧れのハワイ航路」

    【参加人数】50名位   【年齢層】70歳代〜100歳代

    【反応1】
      こちらの施設長様とは、事前に演目や会場などについて入念に打ち合わせをさせて頂いておりました。施設到着時にも、台車やエレベーターの確保など、細やかに御配慮いただき、また、施設長様はじめ職員の皆様にも荷物運搬や会場設営などをお手伝いいただき、スムーズに開演までの準備を行うことができました。

    【反応2】
      ご利用者の方はクリスマス間近ということもあり、サンタクロースの帽子やクリスマスに因んだ扮装をされてご来場下さいました。この日の為に、姪御さんがご用意下さったという光るブローチを身につけられた上手側最前列のご利用者の方は、舞台のクリスマス飾りをご覧になり「始まる前から特別な雰囲気でワクワクするわ。」とまるで少女のような笑顔を浮かべて今回の観劇の機会を喜んでくださいました。職員の方はもちろん、事前に告知頂いたおかげでご家族様や他のフロアーの皆様もお集まりくださり、会場は後ろの方まで満員となりました。

    【反応3】
      ショーは皆様の拍手の中スタートいたしました。皆様のご期待の様子を見て、キャストも一段と張り切って演技をしている様に感じられました。 映画音楽メドレーでは、上手側の比較的お元気なご利用者の方が様々な場面で拍手を送ってくださいました。後方は寝るタイプの車椅子の方も多くいらっしゃいましたが、皆様終始真剣な眼差しで舞台をご覧下さっており、お芝居でコミカルに繰り広げられる世界観に体を揺らしたり、拍手や、笑い声をあげたりとお喜びのご様子が感じられました。古城では下手最前列端の女性のご利用者の方が、目の前に立ったキャストに深々とお辞儀をされるという一幕もございました。皆様の拍手の中瞬く間に終演となりました。

    【反応4】
      上手側最前列中央のご利用者の方が感謝状を手渡して下さり「寿命が延びました」と力強いお声でお話くださいました。その後特別に百歳を越えられたご利用者の方と記念撮影を行わせていただきました。職員の方が「元気をもらってこれからもお元気でいてくださいね」とご利用者の方に話しかけますと、笑顔で頷いて下さいました。

    【反応5】
      終演後、施設長様より、「普段あまりこの様な本格的な催し物はしておりませんでした。しかし普段反応を示されないご利用者の方がステージに手を伸ばし笑顔を見せてくださいました。普通のボランティアの方だと、ご利用の方にはご利用者の方にあまり触れたりしないのですが、呼華の方は自然と手を握り、肩を抱いてコミュニケーションをとってくださる。本当に感激でした。あまりの感激に体が震えるほどです。ありがとうございました。」とお言葉を頂戴いたしました。ありがたい限りでございました。

     
       
       
         

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